日々の生活の中で様々なストレスを抱えて生きている私たち現代人は、セロトニンが不足しがちです。セロトニンを増やす方法とポイントや考え方などを、それぞれ簡単な解説と、さらに別ページでは詳しい情報を紹介しています。セロトニンを増やすキーワードは8つ。
1.早寝早起き、2.太陽光、3.リズム運動、4.よく噛む、5.グルーミング、6.トリプトファン、7.腸内環境、8.継続すること、です。

このページの要約

時間の無い方や、とりあえずパパっと理解したい方はこちらの要約をお読み下さい。

セロトニンを増やすには『不規則な生活』や『睡眠不足』などの現代型の生活習慣を改善することが第一です。そのためには、朝起きて太陽の光を浴び、適度な運動とバランスの良い食事を摂るなど、規則正しい生活を心がけましょう。

また、セロトニン神経はリズミカルな運動によって活性化されるという特徴があります。最も基本的なリズム運動として、歩行運動、食事の際の咀嚼(そしゃく)、意識的な呼吸などのリズム運動があります。これらのリズム運動はセロトニン神経を刺激して覚醒状態を高める効果があります。人との触れ合い(グルーミング)もセロトニンを増やすのには効果的です。

セロトニンの材料はトリプトファンという必須アミノ酸で、肉や魚に多く含まれていますが、セロトニンを増やすには栄養素のバランスにも気を付ける必要があります。バランスの良い食生活は腸内環境の改善にも繋がり、トリプトファンの吸収を促進してくれます。そして最も重要なことは、こうした生活を習慣化させて、継続していくことです。

以下では、それぞれ詳しく解説していきますので時間のあるときにでも、是非読み進めてみて下さい。全部とはいいません、一つでも二つでも生活に取り入れられるものから実践していきましょう。

あとで詳しく読みたい方は、ページをブックマークしておくと便利です。

早寝早起きの規則正しいを心がける

セロトニンは太陽の出ている昼間に分泌されやすく、睡眠中や日が沈んでからは分泌が少なくなります。これは後述のメラトニンの働きと関係していますが、人間が本来持っている生活リズムは『昼間に活動し夜は寝る』と言うもので、この原則を守ることがセロトニン神経の活性化に効果的だといわれています。

昔から健康の基本でもある早寝早起きを心がけることと、寝る時間や起きる時間も規則正しくすること。これがセロトニンを増やすための大原則です。

詳しくは『早寝早起きでセロトニンを増やす方法』をご覧ください。

また、早寝早起きで、規則正しく良質な睡眠を取ることが出来れば、セロトニン神経を弱らせる大きな要因である『ストレス』を解消するにはとても効果的で、セロトニンの減少を予防するのに役立ちます。

太陽の光を浴びる

セロトニンは、睡眠ホルモンであるメラトニンと相対する性質があります。セロトニンは脳の覚醒(起きていること)を促し、メラトニンには睡眠作用があります。

メラトニンが分泌している間(夜間)はセロトニンの分泌は少なく就寝に適した時間で、逆にセロトニンが多く分泌されている間(昼間)はメラトニンの分泌は少なくなり、活動(仕事や学習)に適しています。

太陽の光(または、同様の非常に強い光・明かり)を浴びると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がストップし、脳の覚醒を促すセロトニンの分泌が活発化されるのです。

詳しくは『日光浴でセロトニンが増える理由』をご覧ください。

昼夜逆転の生活をしていたり、日中部屋の中にばかりいて太陽光を浴びないと、セロトニンとメラトニンの分泌のバランスや、体内時計が乱れやすく、不眠症になったり、うつ病になりやすくなったりしてしまう恐れがあります。

朝起きて日光を浴びると、脳内のセロトニンを増やすだけで無く、生活リズムを整えること、さらには心身の健康にもつながります。朝目覚めたら、カーテンを開けて、太陽光を部屋の中に取り入れましょう。もしくは、寝る前に予めカーテンを開けておいて、夜明けと共に自然と太陽光が部屋に差し込むようにしても良いでしょう。

朝の日光を浴びる時間の目安は、およそ30分程度です。これで交感神経とセロトニン神経の活性化、そして夜のメラトニンの分泌が促されます。