知らないうちに腸内環境が悪化する原因

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現代人の腸内環境は、年々悪化していると言われています。
腸内環境が悪化する原因の多くは、生活習慣と食生活によるものです。
腸の健康を保って快適な生活を送るために、腸内環境の悪化する原因をご紹介します。

腸内フローラの悪化≒腸内環境の悪化

腸内には様々な細菌が数百種類以上、100兆匹~1000兆匹も生息していると言われ、腸内細菌は一般的に善玉菌・悪玉菌日和見菌の3種類に大別されます。

実は、『腸内環境の悪化』とは、腸内細菌が作り出す『腸内フローラの悪化』とほぼ同義なのです。

腸内フローラの悪化が、便秘や下痢などの便通異常に深く関連しており、また、腸内フローラが悪化することで、肥満、腸の病気、アレルギー疾患など、人の健康にとって様々な悪影響が生じることが、近年の研究によって次々と明らかになってきています。

ここから腸内環境、腸内フローラの悪化の原因をご紹介します。

体質による腸内環境の悪化

・加齢
歳を重ねると、腸内フローラの様相が変化します。
高齢になればなるほど、腸内のビフィズス菌などの善玉菌が減少することがわかっています。
また、逆にウェルシュ菌などの悪玉菌の数が増えるため、一般的に高齢になるほど腸内環境が悪化しやすくなります。
・低体温
体温が低いと、自律神経系の働きが弱くなり、胃腸などの内臓の働きも弱くなってしまいます。
胃腸の働きが弱くなると、食物の消化・吸収能力が落ちて、消化不良を起こしやすくなり、腸内に便が溜まりやすくなって腸内環境を悪化させます。
特に女性の場合は、男性よりも筋肉量が少ないため低体温になりやすいと言われています。
・腸の病気
大腸は老廃物が溜まりやすい場所なので、その分痛みやすく、病気にもなりやすい部位です。
時には腸の病気によって腸内環境が悪化してしまうこともあります。
大腸の壁に炎症が起こる『潰瘍性大腸炎』はただの下痢だと見過ごされるケースもありますが、悪化するとガン化すると言われています。
また、『大腸憩室』は腸壁が、便が溜まるなどして外側へ飛び出す病気ですが、憩室に炎症が起こると腹痛や発熱が起こります。
その他、『ポリープ』や『大腸がん』などによっても、腸壁が炎症したり、便が詰まりやすくなるなど、腸内環境を悪化させます。
時にはそうした病気によって腸が炎症したり、ポリープなどが腸を詰まらせて便が通りにくくなったり、腸管同士の癒着などが起こります。
腸の詰まりが酷くなると『腸閉塞』となり、激しい腹痛や吐き気が起こります。

生活習慣による腸内環境の悪化

現代人が特に気をつけたいのが、生活習慣や生活環境が原因の腸内環境の悪化です。
忙しい生活や睡眠不足など、腸内環境にとって悪い生活習慣だと分かっていても、それを全て改善するのが現代人には困難だからです。

しかし、自分の健康のことを省みるならば、一つでも二つでも、始められるものから改善していきましょう。

・ストレス
ストレスを感じると自律神経系の働きが乱れやすくなり、胃腸の働きが弱くなることがあります。
ストレスによって腸のぜん動運動に異常が起こり、過敏性腸症候群という病気に係ることもあります。
また、ストレスを感じると、腸内ではノルアドレナリンなどのストレスホルモンが分泌され、そうしたホルモンの分泌によって、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌の数が減少し、逆に大腸菌などの悪玉菌の病原性が増すことが分かっています。
・生活リズムの乱れ
起床時間、睡眠時間、トイレに行く時間、食事の時間などを、毎日一定の生活リズムで送ることは、良好な腸内環境と、それを司る自律神経系の働きを保つ上で重要です。
ところが、現代社会ではこうした一定の生活リズムを送ることは困難で、自律神経系の働きが悪くなりやすい環境であると言えます。
困ったことに、こうした生活リズムの乱れは、大人だけでなく子どもにも波及しており、現代の子供の腸内環境は悪化の一途をたどっていると言えます。
こうした子供の腸内環境の悪化は、アトピーや花粉症などのアレルギー症状の発症という形で現れやすく、現代の子供は4人に1人の割合で何らかのアレルギーを抱えていると言われています。
・睡眠不足
睡眠中は成長ホルモンなど分泌され、腸内の細胞の修復や再生などのメンテナンスが行われます。
睡眠が不足すると、そうした腸内細胞のメンテナンスの時間も不足してしまうため、腸の働きが悪くなってしまって、消化や吸収能力が落ちて、便が溜まりやすくなるなど腸内環境が悪化する原因となってしまいます。
・運動不足
快便に欠かせない腸のぜん動運動は、腹筋や背筋など、腸の周りにある『筋肉』によって支えられています。
運動不足はこうした筋肉が衰える原因となり、ぜん動運動の力が弱くなってしまいます。
すると、便を押し出す力も弱くなるため、腸内に便が留まる時間が長くなり、便秘を起こして腸内環境を悪化させてしまいます。
特に女性の場合は、男性よりも筋肉量が少ないことから、便秘を起こしやすいと言われています。

食生活による腸内環境の悪化

食生活による腸内環境の悪化は、多くの現代人にとって特に深刻です。
我々はすでに、文化的にも欧米の食生活に慣れ親しんでおり、ファストフードや加工食品も、コンビニやスーパーへ行けばいつでも手に入れることが出来ます。

こうした楽で安易な食生活が、ゆっくりと、しかし確実に、我々日本人全体の腸内環境を蝕んでいるのです。

・肉中心の食事
人が生きる上で、肉や魚などの動物性のタンパク質脂質は、ある程度は摂取する必要があります。
適量であれば胃や小腸で消化・吸収されてしまうため、大腸に留まることはありません。
ところが、現代社会では食の欧米化が進んでおり、こうした動物性のタンパク質などを必要以上に摂取してしまっている傾向にあります。
タンパク質や脂質を摂り過ぎると、小腸などで消化しきれなかった分が大腸に入り、悪玉菌の餌となって腐敗し、様々な有害物質や発がん性物質などを発生させる原因となります。
・早食い
早食いは、食べ物を良く噛まずに飲み込んでしまいやすく、唾液による消化が進まないことと、胃や腸でも消化や吸収しにくくなるため、消化不良を起こしやすく、便秘や下痢を起こして腸内環境を悪化させてしまいます。
また、食べ物をかきこむように食べると、口から空気を一緒に飲み込みやすくなり、腸内でガスが発生しやすくなります。
腸内にガスが溜まると、おならやゲップが出やすくなる他、腹がはって膨満感が出て内臓を圧迫することで消化不良を起こしやすくなったり、悪玉菌が増加して腸内環境を悪化させやすくなります。
・暴飲暴食
暴飲暴食は、食べ物は消化しきれずに、胃や小腸で消化・吸収しきれなかった食物が大腸に大量に運ばれることになり、そうした食べ物をエサにする悪玉菌を増やして腸内環境を悪化させる原因となります。
また、便通を良くする食物繊維などであっても、食べ過ぎると消化しきることが出来なくなり、かえって便が硬くなってしまうため、便秘の原因になってしまうことがあります。
食物繊維は、不溶性食物繊維(根菜類やキノコ類など)と水溶性食物繊維(海藻類など)の2種類をバランスよく、摂取しましょう。
・加工食品
ファストフードや冷凍食品、お菓子などの加工食品は、人が自然に持つ酵素では分解しにくい食べ物です。
また、加工食品に含まれる乳化剤、食品添加剤や防腐剤は、人には無害であっても、腸内に住む細菌に取っては有害である可能性があり、腸内フローラを乱して、腸内環境を悪化させる原因になるとも言われています。
また、加工食品は食べやすいように柔らかく加工されており、早食いによる消化不良を助長する一因でもあります。
お酒
お酒、特に高濃度のアルコールは、胃や腸に炎症を起こして、消化器官の能力低下に繋がり、消化不良や下痢を起こしやすくなります。
また、アルコールは自律神経系の働きを乱れさせて、腸のぜん動運動を誘発する作用があり、これも下痢をする原因となります。
さらに、アルコールを摂取すると、肝臓はアルコールの解毒を再優先に行い、胆汁の生成が遅れることがあり、その結果、胆汁による脂肪などの消化が十分に行われず、消化不良を起こしやすくなります。
このように、お酒を飲むと、消化不良や下痢が起こりやすくなって、腸内環境を悪化させてしまいます。
また、飲酒の常習化は、腸内環境を慢性的に悪化させる要因となります。
詳しくは『お酒を飲むと下痢をする理由』をご覧ください。
・偏食
好き嫌いや偏食によって、口にするものが極端に偏ると、摂取される栄養も偏り、腸内環境を形成する腸内フローラにも偏りが生じます。
本来、腸内環境を良好に保つには、腸内フローラの多様性が重要であり、偏食による腸内フローラの偏りは、腸内環境の悪化に繋がります。
また、偏食によって肉類ばかり食べると、悪玉菌が大量に増えて、腸内が腐敗して、糖尿病や高脂血症など、生活習慣病の原因にもなります。
野菜嫌いの人の場合は、食物繊維やオリゴ糖が不足して善玉菌の繁殖が進まず、便秘や下痢を起こしやすくなります。
また、そうした腸内環境の悪化が、アトピー性皮膚炎花粉症などのアレルギー体質の原因にもなります。
・栄養不足
人の体は5大栄養素と言われるタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルを吸収することで生命を維持しています。
もちろん、こうした栄養素が不足すると、腸内環境にも重大な悪影響が生じる可能性がありますが、現代の日本では余程のことがない限りは栄養が不足するということは考えにくいと言えます。
ところが、『腸に必要な栄養』というと、少し状況が変わってきます。
腸に重要な栄養とは、人にとっての栄養素には含まれない『食物繊維』です。
食物繊維そのものは、人の持つ消化酵素では消化することが出来ない難消化性成分ですが、腸内環境を整える上で重要な『腸内細菌』、特に善玉菌のエサになる物質です。
現代の日本では、食の欧米化が進み、食物繊維の摂取が昔に比べるとかなり少なくなっています。
以前と今で便の量を比べることでもはっきりと分かりますし、日本人に大腸がんを始めとした腸の病気や、生活習慣病、アレルギー疾患などが増えたことも、食生活の変化によって日本人の腸内環境が悪化したことが根底にあると考えられています。
欧米型の肉食中心の食生活により、日本人の身長や体重などの体格も大きくなり、確かに見た目上は「現代人には栄養が不足している」などとはにわかに信じられないことですが、実は今、腸内では深刻な栄養不足が起こっているのです。
・水分不足
人の体のおよそ60%は水で出来ており、人は生きる上で体内の水分量を一定に保つ必要があります。
体に水分が不足すると、体は体外へ排出される水分を減らそうとするため、腸内の水分、つまり便などに含まれる水分を吸収してしまい、便が硬くなって排便しにくくなり、腸にその分長く留まるようになってしまうため、便秘による腸内環境の悪化を引き起こします。
ダイエットをしている人は食事量が減るため、その分水分不足になりやすく、便秘を起こしやすくなります。
便秘はダイエットにとっても大敵ですので、こまめな水分補給を心がけたいところです。
また、体がむくみやすい人は「水分を取り過ぎている」と誤解しがちですが、実は水分が足りていないことが体のむくみにつながっている場合もあります。
水分不足による体のむくみは、体に水分が足りていないときに、体が一定量の水分を保とうとする力によって細胞内に水分を貯めこむために起こります。

原因を知ったら腸内環境を改善しましょう

便秘や下痢が多い、常に膨満感を感じるなど、なんとなく腸内環境が悪いと感じている人は、ご紹介した原因の中に、幾つか自分に当てはまる原因もあるのではないかと思います。

腸内環境が悪化する原因がわかったところで、今度は腸内環境を改善するためにも、『腸内環境を整える方法』をご覧ください。

今、老若男女問わず、多くの人が便秘や下痢に悩んでいます。
また、新生児の4人に1人は、アトピー性皮膚炎、花粉症、喘息など、何らかのアレルギー疾患を抱えていると言われています。

こうした症状が増えた背景には、私達日本人の腸内環境の悪化したことが深く関係しています。

今回ご紹介した、腸内環境を悪化させる様々な原因を把握した上で、腸内環境を整える方法を少しずつ実践していくことで、必ず腸内環境を改善させるきっかけになると思います。

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photo credit:Qeela Aini



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