朝起きられず寝坊を繰り返してしまう理由

受験やテスト、大事な会議や商談、飛行機の時間に寝坊して遅れた経験はありませんか?寝坊は、時には大きな失敗や取り返しの付かない事態、人から信頼を失うことに繋がることだってあります。周囲からは後ろ指を刺され、落伍者のレッテルを貼られて、罪悪感や絶望感に苛まれても、気がついたらまた寝坊している。本気で朝寝坊を治したい人のための情報を紹介します。

朝寝坊の原因

あなたの周りには、朝寝坊とは無縁な『寝起きが良く、朝に強い人』がいませんか?しかも、自分と同じように忙しくしていたり、睡眠時間が少ないのにも関わらず、です。

朝が弱くて朝寝坊を繰り返す人と、朝に強くて寝起きもすぐ行動出来る人の違いはなんでしょうか。その決定的な違いは、体質によって左右されるものでもあります。朝寝坊を繰り返してしまう原因を幾つかご紹介します。

睡眠の質が悪い

「毎日睡眠時間が3時間だけ」。
これなら朝寝坊の原因もはっきりわかります。明らかに睡眠不足です。

しかし、毎日たっぷり眠っているはずなのに、朝が辛いというのは、睡眠の質に問題がある可能性があります。ちなみに健康によいとされる睡眠時間は、およそ7時間~9時間程度といわれます。7~9時間程度は眠っているにも関わらず、朝起きられない場合は、睡眠の質が悪い可能性がありますので、睡眠の質を改善することから始めましょう。

ちなみに、『朝が強い人』は睡眠の質が良い人である場合が多いです。

睡眠サイクルの問題

睡眠サイクルの問題で朝起きられない場合もあります。人の睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠、いわゆる浅い眠りと深い眠りが、『交互に繰り返す』という特徴があり、これを『睡眠サイクル』と言います。浅い睡眠の時は比較的起きるのが容易で、深い睡眠の時に起きようとすると起きるのが辛い、というわけです。

睡眠サイクルは人によってある程度固定されていますから、毎日ある程度同じ時間に寝起きしている場合、起きる時間が深い睡眠のノンレム睡眠中であるために、起きれずに寝坊してしまう、という可能性があります。

この場合は、睡眠サイクルの特徴を利用して、起きる時間か眠る時間を前後にずらしてみると良いでしょう。効果のある時間は人によって異なるため、試行錯誤が必要になるかもしれませんが、人によっては数十分ずらしただけでも、寝起きの楽さに劇的に変化が出ることもあります。

体内時計と自律神経系に問題がある

人には体内時計という目に見えない生体時計が備わっています。

本来、体内時計が正常に働いていれば、朝は自然と同じ時間になると目が覚めて、夜も大体同じ時間になると眠たくなって眠ることができ、生活習慣が固定化出来るのですが、朝寝坊を繰り返す人の多くは、この体内時計が狂ってしまっているのです。

体内時計が狂ってしまう原因には、生活習慣の乱れやストレス、食生活、ホルモンバランスの乱れなど、様々な事柄があります。

朝寝坊に潜んだ自律神経系の乱れ

朝寝坊をしてしまう人には、朝寝坊だけでなく生活する上で抱えている問題がいくつかあります。
例を挙げると、

  • 午前中は頭がボーっとして使い物にならず、気持ちも乗らない
  • 午後から段々と頭がはっきりしてくる
  • 夜になると絶好調で、夜更かしは得意
  • 寝付きが悪く次の日が憂鬱
  • 休日は寝溜めして、昼近くまで眠る
  • 体調管理が苦手で、よく風邪をひく
  • 歳を追う毎に体重が増えて太りぎみ
  • 飽きっぽく、集中力がない

実は、こうした体の不調や変化には、ある共通した原因が隠されています。それは、『自律神経の乱れ』です。

自律神経系は本来、日中に活発に活動すべき時間帯には交感神経系が、夜間の休息すべき時間帯には副交感神経系がそれぞれ優位に働いています。ところが、自律神経系が乱れると、日中に交感神経系が十分に働かないため、脳の覚醒が中途半端で、眠気を感じたり、ぼーっとして集中力が続かない、と言った症状が現れます。

また、夜になっても副交感神経系が働かないため、体が休息の準備をすることが出来ず、中々眠りにつくことが出来ず、寝付きは悪く、眠りも浅くなってしまうのです。

朝寝坊を繰り返してしまう本当の原因は、単に睡眠が足りていないだけでなく、実は自律神経系の乱れや、自律神経系が乱れることで起こる自律神経失調症が根底にある可能性があるのです。

自律神経系の乱れは、生活習慣の乱れ、ストレス、食生活の乱れ、ダイエット、睡眠不足などによって、誰にでも起こる可能性がありますから、多忙な人は特に注意が必要です。

photo credit: Dclicks & Dclacks Dreaming in 3D now ! (license)



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