ストレスと体温

あなたの原因不明の発熱はストレスのせいかも知れません。
心理ストレスを受けると、交感神経系が興奮するため、脈拍や血圧、体温が上昇する。
本来、こうした働きは生物が生命の効きに瀕した際に身体能力を向上させて生存するための作用です。
ところが、現代の人間社会には生命の危機ではなくても、様々なトラブルによるストレスに感じる事柄が山積みで、それが発熱の原因になることがあります。

ストレスで熱が出る理由

長期的にストレスを受け続けると、交感神経系も興奮しっぱなしになるため、体温が高い状態=発熱した状態になります。
こうしたストレス性の発熱は風邪薬や解熱剤などが効かず、原因の特定や治療が困難なケースがあります。
ストレス性の発熱は、高熱が出るケースと37℃程度の微熱が続くケースがあります
高熱が出るケースは、極度な緊張など、瞬間的であっても強い興奮を感じるときなどに起こりやすく、微熱が出るケースは過労などの慢性的なストレスによって起こりやすいとされています。

ストレスが原因で起こるうつ病などの精神疾患の場合、ストレスによって体温が1日を通して高めに推移するため、夜になっても体温が下がらず、不眠症状が現れやすくなります。

ストレスで低体温にもなる

実は、ストレスは発熱だけでなく、低体温も招きます。

慢性的にストレスを受け続けると、ストレスに反応して交感神経系を興奮させる役割を担っているノルアドレナリンセロトニンなどの脳内の神経伝達物質やコルチゾールアドレナリンなどのストレスホルモンが枯渇してしまうことがあります。

すると、当初はストレスに反応して高くなっていた体温が、低くなって軽度の低体温症の状態に陥る場合があります。
こうしたケースではうつ症状も長期化・慢性化している場合や自律神経の乱れが深刻化している可能性もあるため、一刻も早く精神的なケアを受けるべきです。
平均体温が35℃台に落ちた場合は要注意です。



author :

★参考になったと思ったら是非ソーシャルメディアでシェアしてください!