ナルコレプシーとは、日中、場所や状況を問わず激しい眠気に襲われる症状を持つ睡眠障害の一つで、時として実際に居眠りしてしまうことがあります。
夜間の睡眠時の特徴として、中途覚醒、睡眠が浅い、悪夢を見ることが多い、金縛りになるなどの症状が伴います。
発症することで、自動車の運転中、機械操作中、会議中などの居眠りや意識レベル低下による事故などの危険性が考えられます。
ナルコレプシーの原因として、オレキシンという神経伝達物質の欠損が考えられており、後天的にこの神経伝達物質が損傷することとされる説が有力視されています。

時と場合を選ばず眠ってしまうことがあるため、怠けものと誤解されることがありますが、れっきとした障害であるため、専門医へ相談し、治療を受ける必要があります。